子どものうちから予防歯科に通うことが、その子の生涯のお口の健康(つまり何本の歯が残るか)にとってとても重要です。
予防歯科で有名なスウェーデンでは、子どもの歯科検診受診率はなんと100%です。それほどまでに、子どものうちから予防歯科に通うことの重要性が、国民的な理解を得られているのです。そして定期メンテナンスが当たり前になった結果、スウェーデンの人たちは日本人に比べて、8本も多く歯が残るようになりました。予防歯科に通っていただくことは、子どもたちの未来への素晴らしい投資だと言えますね。
さて、小児の予防歯科では、フッ素の正しい利用法等のセルフケアを習慣づけてもらうためのお手伝いをしています。小さなお子さんと大人とでは、セルフケアの方法や、フッ素の量・濃度も変わってきます。安全で効果的に利用いただくために担当歯科衛生士がお子さん一人ひとりの年齢や生活習慣に合わせてアドバイスいたしますので、ご安心ください。
もっとも、元々できてしまっていたむし歯や、痛みがある歯に対しては治療が必要になります。この後にご紹介するARTテクニックや表面麻酔の使用など、子どもに優しい治療法を心がけておりますので、お子さんのむし歯が気になっている方はぜひご相談ください。