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小児歯科

小児歯科|もりわき歯科|芦屋駅すぐの歯科・歯医者

小児歯科

小児歯科

子どものうちから予防歯科に通うことが、その子の生涯のお口の健康(つまり何本の歯が残るか)にとってとても重要です。
予防歯科で有名なスウェーデンでは、子どもの歯科検診受診率はなんと100%です。それほどまでに、子どものうちから予防歯科に通うことの重要性が、国民的な理解を得られているのです。そして定期メンテナンスが当たり前になった結果、スウェーデンの人たちは日本人に比べて、8本も多く歯が残るようになりました。予防歯科に通っていただくことは、子どもたちの未来への素晴らしい投資だと言えますね。

さて、小児の予防歯科では、フッ素の正しい利用法等のセルフケアを習慣づけてもらうためのお手伝いをしています。小さなお子さんと大人とでは、セルフケアの方法や、フッ素の量・濃度も変わってきます。安全で効果的に利用いただくために担当歯科衛生士がお子さん一人ひとりの年齢や生活習慣に合わせてアドバイスいたしますので、ご安心ください。

もっとも、元々できてしまっていたむし歯や、痛みがある歯に対しては治療が必要になります。この後にご紹介するARTテクニックや表面麻酔の使用など、子どもに優しい治療法を心がけておりますので、お子さんのむし歯が気になっている方はぜひご相談ください。

ドリルを使わないむし歯治療

歯医者さん独特のあのドリルで削られる感覚と音。大人でも苦手な人がいますよね。子どもたちの中にはあの音が全く受け付けられず、治療に入れない子もいます。そのような場合には、ドリルを使わないむし歯治療、ART(アート)を用います。
ARTは、元々はドリルなどの器具がない発展途上国のために考案された治療法です。スプーンエキスカベータという耳かきのような器具で柔らかくなったむし歯を掻き出し、むし歯の進行を抑制するセメント(グラスアイオノマーセメント)で穴を埋めます。
非常にシンプルな治療法ですが、その成功率は高く、WHOも推薦する治療法です。これが先進国に逆輸入される形で広まりました。
ドリルを使わないことで恐怖心が少ないメリットがある一方で、治療時間が長くなるというデメリットもあります。そのため、当院では子どもの治療であっても予約時間を長めに取ることがございますので、ご理解ください。

歯医者さん嫌いにならないために

歯の治療は大人でも気が引けてしまうものです。子どもにとっては怖く感じることもあるでしょう。小さなお子さんであればなおさら怖くて大変なことです。ご両親によってはスムーズに来院するため、内緒で歯科に訪れる方もいらっしゃるかと思います。ですが、なるべくなら内緒にせず来院してください。嘘をつかれたと感じることで余計に嫌になってしまうこともあるからです。子どもは親の気持ちを敏感に汲み取るもので、マイナスな気持ちや不安な気持ちは伝わっていきます。ご両親が当たり前のことだと普段と同じ態度で接することで子どもは安心し、治療に対する抵抗感を減らすことができるのです。そして治療が終わったら「すごいね、頑張ったね、さすが!」とたくさん褒めてあげてください。褒めることがとても大切です。小さな成功体験がお子さんに勇気を与え、歯科に対する抵抗感がやわらいでいきます。
またコツの一つとして、“午前中の受診”がオススメです。夕方ですと疲れが出てきて不機嫌になりやすいからです。お子さんの機嫌の良い時間帯、体調の良い元気な時間帯を狙ってみてください。また受診までの間、待合室でリラックスして過ごせるよう、お子さんのお気に入りの絵本などをお持ちいただくのもいいかと思います。

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